施設の特徴
作業療法士・看護師・社会福祉士による
専門的なケアをご提供いたします。
作業療法士とは、医療従事者(コ・メディカルスタッフ)の一員であり、言語聴覚士、理学療法士、視能訓練士と共に、リハビリテーション職と称されるうちの一つです。厚生労働大臣の免許を受けて、「作業療法士」の名称を用いて、医師の指示の下に、「作業療法」を行います。 当施設では、介護スタッフもリハビリの理論を学び、リハビリ的視点を持ってサービス(リハビリケア)を行います。
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- 「できるけど生活で活かされていない、やっていない」を、
「生活の内で活かされ、している」ことに。
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- 「できそうなこと」を「できる」に。
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- 「できる」を増やして、心身を豊かにしていく支援を行います。
住み慣れた地域で、最適な生活を送っていただけるよう、一人ひとりのニーズに合ったサービスをご提供いたします。

本人が豊かな生活、充実した生活・人生を創っていくことを支援する
医療では身体機能の改善が主目標になりますが、介護は生活を支援する分野です。
そのため、介護保険でのリハビリケアは、身体機能の改善を主とするのではなく、生活機能の改善を主目的とします。
個別機能訓練などで使われている「機能」という言葉も、身体機能を指すのではなく、生活機能を意味します。
自立支援で大切なこと
介護保険の目的は、利用者の尊厳を保持しつつ、在宅での自立した生活を可能な限り継続することです。リハビリケアにおいても、自宅での生活の自立支援の視点を持つことが求められます。 また、自立支援で大切なことは、「セルフマネジメントの自立」の視点を持つことです。
「『自分で自分をマネジメントする』ことを支援する」視点の一例として、バイタルチェックを可能な限り本人に行ってもらい、測定値に基づいて活動量を増やしたり減らしたりする判断も本人にしてもらうなど、介護方法も変わります。

効果的な支援
介護を提供する際は、以下の3つが重要です。
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- 「なぜその介護を実施するのか」という根拠がしっかりしていること(エビデンス・ベイスド・ケア)
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- 表面的な症状ではなく、原因に対してアプローチすること(根治ケア)
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- 本人の生活や人生を考慮した介護を提供すること(ナラティブ・ベイスド・ケア)
エビデンスとナラティブの両者を大切にした「エビデンス・ベイスド・ナラティブ・ケア」により、効率的に効果を出すことが望まれます。
